カナダモデルで読み解く作業療法ダウンロード

カナダモデルで読み解く作業療法

09/06/2020 13:39:48, , 吉川 ひろみ

カナダモデルで読み解く作業療法ダウンロード
によって 吉川 ひろみ
4.6 5つ星のうち5 人の読者
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内容紹介 ある作業療法士が、 星から来た小さな王子さまに出会いました。 王子さまは、小さな星で幸せに暮らしていました。しかし、ある日、王子さまの星に1本だけあるバラの花との関係に深く悩み、旅に出ました。王子さまは地球にやってきて、たくさんのバラを見てびっくりしたり、キツネと友だちになったりします。そして、砂漠で飛行機を修理している飛行機操縦士のおじさんに出会います。 作業療法士は、どうしたら王子さま“らしい"作業を取り戻し、幸せな気持ちにすることができるでしょうか? 作業療法学の理論「カナダモデル」の使い方を、身近な事例でわかりやすく解説。
以下は、カナダモデルで読み解く作業療法に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
星の王子様と作業療法のコラボって何だ?とワクワクしながら読んでしまいました。最初に、いそう。いそう。な作業療法士のメンツ。器用さん、スポーツ万能さん、神の手さん....等。どの作業療法士もタイプは違えど、自分の得意な、あるいは、理想とするやり方に疑いをもっていない点が共通しています。それが、カナダモデルを実践すると、巻末のキャラクターに生まれ変わります。患者さんの表情や、声、態度、話に耳をすまし、スピリチュアリティを理解しようとすると、当然、自分のやり方に疑いをもちます。作業の手段や遂行への固執がなくなっていき、患者さんにとっての作業の価値を求めていく作業療法士になれるのです。作業療法士にとっても、成功体験や自身の趣味、嗜好を基準にしてしまうことは悪意なく、やってしまいがちだと思います。他の患者さんにはよく効いたから。とか、自分がやるとこんなに楽しいのだから。という熱意がベースになってしまう場合がほとんどです。しかし、「どんな作業をできるようになりたいか」「作業療法で何をどんなふうにするのか」「何がどうなったら作業療法が成功したといえるのか」を決めるのは患者自身だとカナダモデルは提唱しています。この本の中の、星の王子様とカナダモデル作業療法の実践を、星の王子様と作業療法士の会話から一部抜粋してみます。作業療法士「水やりとか覆いをするとか、花の世話がとてもうまくできているのを10点とすると、今は何点になりますか」王子「ぼくはちゃんとやってると思う。できることはやってるから。でもうまくいかないんだ。だから10点じゃない。でもぼくはうまくやってると思うから、そんなに低いのは嫌だ」作業療法士「5点にしましょうか」王子「うーん、6点にする。本当にぼくは、一生懸命やってるんだから」作業療法士「では、満足度は何点でしょう。全く満足じゃないというのが1点です」王子「1点。花が満足しなくちゃ、ぼくも満足なんてできない」こうやって、「作業」の重要度、遂行度、満足度を測っていくわけですが、王子様の可愛らしいキャラクターに惹きつけられながら、COPMでの点数の付け方をどのような対話で行うかを学ぶ事が出来ました。同時に、カナダモデルと星の王子様の共演が、教材としてだけではなく、読み物としての満足感もひきおこしていると思います。最後に、この本を読んでハッとしたことを書きます。カナダモデルの、生産活動、セルフケア、レジャー、をバランス良くこなすことが健全な生き方であるという考えが、患者さんだけでなく、私達にとってのライフバランスを見直すきっかけにもなると思いました。

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